今回訪問:2024/9/13
──と言いたいところだが、連日35℃超えの猛暑日が続いている。これはすでに観測史上最もおそい猛暑日なんですってよ。秋どころか、絶賛夏まっさかりジャン!! そんなクッソ暑い今日9/13(金)から、とんかつ専門店「かつや」にて新しい限定が始まるという情報を掴んでしまった。炎天下に出るのが億劫ではあるが、早速チェックしに行ってきましたのでそのご報告をば。
向かった先は、いつもの羽村店。11:15頃の入店で、先客は10人。この店舗は、テイクアウトの「かつ弁」や、ドライブスルーの利用客も多いので、店内飲食している客数の割に厨房はいつもてんやわんやしている。
私のかつや歴が浅いので知らなかったのだが、プレスリリースには「今年も海鮮フライがやってきた!」って書いてあるので、どうやらこれは毎年リリースされる季節限定的なもののようである。ただメニューの下部にある「秋の海鮮カツ丼」はお初っぽい…!? どちらか悩むね。店内メニューを見るからに「秋の海鮮フライ定食」を推しているように思えるが、直感が「丼」にしろと言っている。──ならば!
「限定/秋の海鮮フライ定食」979円(税込み)
「限定/秋の海鮮カツ丼」935円
迷うくらいなら、2つとも食べちゃえばイイじゃなぁ~い! って、揚々(ようよう)に注文したら大盛りにするのを忘れるという失態をしてしまった。ちなみに、会計時に割引券で200円引きにしてもらっています。
こちらがその両方。かつやは年がら年中この茶一色(チャイーソー)なんだけど、この時季ならある意味暖色系のアースカラーで秋の色づかい……と言えないこともない………か?
まずは「秋の海鮮フライ定食」のおかずからチェックしてみよう。写真だと境目がよく分からないけど、左から「ほたて」「海老×2」「かき×2」のフライが並んでいる。
海老フライを食べたのなんて、いつ以来だろうか…? たぶん10年以上は食べていないだろう。もしかしたら居酒屋なんかで牡蠣フライなら食べたかもしれないが、正直それも記憶にございません。ましてや帆立フライなんぞ、生まれて初めて目の前に現れたほど。そのくらい、私は海鮮フライと縁がないのだ……。
そんな超ド素人の感想だが、全体的に小ぶりな素材なので、思ったほどの感動は得られなかった。まあ悪くは無いけど良くもない、それなりに美味しいと言ったところ。ただ、タルタルで食べるフライは、やたらとうまい!
対して、「秋の海鮮カツ丼」は、定食と同じフライを割り下でかるく煮て卵でとじてある。
写真は牡蠣フライの卵とじ。シットリしつつも、サクっとした食感が残る良い仕上がり。汁気がある分、定食のフライよりおかずみを強く感じる。しかも、割り下の醤油味の方が、それぞれの海鮮感を引き出しているように思えた。
左が「丼の海老」で、右が「定食の海老」。似て非なるもの(煮ているだけに)………。
こうして5対5のフライバトルは、「秋の海鮮カツ丼」側の完全勝利で幕を下ろすこととなった。
私はこの勝敗を分けた理由が、かつや自慢の「衣」にあったのではないかと考える。かつやのパン粉は、『専用のパンを焼き、理想の『剣立ち』と最適な食感、色、風味とサクサク感を実現する生パン粉を使用』とあるが、これはトンカツやチキンカツのようにその剣立ちに負けない肉の食感あってこそのもの。先日食べた「アジフライ」でも同じように感じていて、今回の海鮮3種のように比較的柔らかいものが相手だと、このクリスピー過ぎる衣が仇となり外側だけが際立っちゃてるわけ。酒のアテならこれでも良いけど、ご飯に合わすならもっと素材感がほしいのよ。とは言え、総合的には美味しかった。海鮮フライに今まで縁がなかったが、もっと意識的に向き合っても良いんじゃないかと思った次第。
だがしかし、肉類がまったくないのはやっぱ寂しい。豚汁の豚肉に癒しを感じたくらい寂しい…。思うに、「かつや」は肉があってこその「かつや」じゃなかろうか。改めてそう感じさせる秋の限定であった。
前回訪問:2024/8/20(他店舗共通)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
店舗DATA
住所 東京都羽村市小作台5-28-7
電話番号 042-570-1381
営業時間 10:00~23:00(ラストオーダー22:30)
定休日 無し
席数 34席
駐車場 18台
\\ 食欲の秋到来! //
──と言いたいところだが、連日35℃超えの猛暑日が続いている。これはすでに観測史上最もおそい猛暑日なんですってよ。秋どころか、絶賛夏まっさかりジャン!! そんなクッソ暑い今日9/13(金)から、とんかつ専門店「かつや」にて新しい限定が始まるという情報を掴んでしまった。炎天下に出るのが億劫ではあるが、早速チェックしに行ってきましたのでそのご報告をば。
向かった先は、いつもの羽村店。11:15頃の入店で、先客は10人。この店舗は、テイクアウトの「かつ弁」や、ドライブスルーの利用客も多いので、店内飲食している客数の割に厨房はいつもてんやわんやしている。
私のかつや歴が浅いので知らなかったのだが、プレスリリースには「今年も海鮮フライがやってきた!」って書いてあるので、どうやらこれは毎年リリースされる季節限定的なもののようである。ただメニューの下部にある「秋の海鮮カツ丼」はお初っぽい…!? どちらか悩むね。店内メニューを見るからに「秋の海鮮フライ定食」を推しているように思えるが、直感が「丼」にしろと言っている。──ならば!
「限定/秋の海鮮フライ定食」979円(税込み)
「限定/秋の海鮮カツ丼」935円
迷うくらいなら、2つとも食べちゃえばイイじゃなぁ~い! って、揚々(ようよう)に注文したら大盛りにするのを忘れるという失態をしてしまった。ちなみに、会計時に割引券で200円引きにしてもらっています。
こちらがその両方。かつやは年がら年中この茶一色(チャイーソー)なんだけど、この時季ならある意味暖色系のアースカラーで秋の色づかい……と言えないこともない………か?
まずは「秋の海鮮フライ定食」のおかずからチェックしてみよう。写真だと境目がよく分からないけど、左から「ほたて」「海老×2」「かき×2」のフライが並んでいる。
海老フライを食べたのなんて、いつ以来だろうか…? たぶん10年以上は食べていないだろう。もしかしたら居酒屋なんかで牡蠣フライなら食べたかもしれないが、正直それも記憶にございません。ましてや帆立フライなんぞ、生まれて初めて目の前に現れたほど。そのくらい、私は海鮮フライと縁がないのだ……。
そんな超ド素人の感想だが、全体的に小ぶりな素材なので、思ったほどの感動は得られなかった。まあ悪くは無いけど良くもない、それなりに美味しいと言ったところ。ただ、タルタルで食べるフライは、やたらとうまい!
対して、「秋の海鮮カツ丼」は、定食と同じフライを割り下でかるく煮て卵でとじてある。
写真は牡蠣フライの卵とじ。シットリしつつも、サクっとした食感が残る良い仕上がり。汁気がある分、定食のフライよりおかずみを強く感じる。しかも、割り下の醤油味の方が、それぞれの海鮮感を引き出しているように思えた。
左が「丼の海老」で、右が「定食の海老」。似て非なるもの(煮ているだけに)………。
こうして5対5のフライバトルは、「秋の海鮮カツ丼」側の完全勝利で幕を下ろすこととなった。
私はこの勝敗を分けた理由が、かつや自慢の「衣」にあったのではないかと考える。かつやのパン粉は、『専用のパンを焼き、理想の『剣立ち』と最適な食感、色、風味とサクサク感を実現する生パン粉を使用』とあるが、これはトンカツやチキンカツのようにその剣立ちに負けない肉の食感あってこそのもの。先日食べた「アジフライ」でも同じように感じていて、今回の海鮮3種のように比較的柔らかいものが相手だと、このクリスピー過ぎる衣が仇となり外側だけが際立っちゃてるわけ。酒のアテならこれでも良いけど、ご飯に合わすならもっと素材感がほしいのよ。とは言え、総合的には美味しかった。海鮮フライに今まで縁がなかったが、もっと意識的に向き合っても良いんじゃないかと思った次第。
だがしかし、肉類がまったくないのはやっぱ寂しい。豚汁の豚肉に癒しを感じたくらい寂しい…。思うに、「かつや」は肉があってこその「かつや」じゃなかろうか。改めてそう感じさせる秋の限定であった。
前回訪問:2024/8/20(他店舗共通)
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店舗DATA
住所 東京都羽村市小作台5-28-7
電話番号 042-570-1381
営業時間 10:00~23:00(ラストオーダー22:30)
定休日 無し
席数 34席
駐車場 18台