今回訪問:2016/02/28

埼玉県ふじみ野市に少なくても毎月1~2度の所用がある。偶にしかそっちに行かないので、どうせなら食べログやRDBなんかで評価の良さそうな店から攻めてみようってことになる。最近の[田家]とか[よしかわ]がそうだ。
でもね、ふじみ野市付近(特に川越街道沿い)にラーメン店っていっぱいあるんだけど、その情報の信憑性が微妙なんだよな。食べログ3.5以上・RDB80.0以上でおぉ!っと思っても、書込み数がやたらと少なかったり、古かったり、ほとんど同じ人だったり・・・。
それでも初めて行く店は、それを指標として判断するしかないんだけど。

今日は、川越市の真ん中よりチョット南側にある[つけめん蜩]に行ってきました。
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東武東上線の新河岸駅から歩いて3分位の好立地なんだけど、昼時なのに人通りが少ないというか全く居ない。昔っから賑やかな街って感じではなかったが、更に過疎ったのか?(ちなみに隣の上福岡駅周辺はもっと過疎っているけどね)
ネット上の評判は上々のようだが、やっぱ情報が古いんだよなぁ。直近の口コミでも今年の1月が最新ネタで、その前は1年以上前のネタになるからチョイと不安になる。

この店には駐車場は無いけど、店舗左側にコインパーキングがある。1時間100円と都心と比べるとリーズナブルだが11台分しか停められないので注意が必要。(もう少し離れればコインパーキング複数あり)

12:20入店 先客1(後客4)。予定より到着が遅れたため昼時直撃してしまったが、先客1人ってマジでこの店大丈夫か?しかもその先客は、店主(店員?)の知り合いのようで一般的な客の雰囲気じゃなかった(そもそも客だったのか?)。いったい俺は11:30の開店から何人目の客なのかね・・・。
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店内入って右側に券売機がある。メニュー構成はつけ麺が主軸のようで、「濃厚つけ麺」「魚介塩つけ麺」「ガーリック塩つけ麺」「特製つけ麺」「辛つけ麺」の5種。普通盛り(240g)と大盛り(360g)が同額、特盛り(480g)が100円増し。汁麺は「中華そば」「中華塩そば」の量違いとトッピング違い。「油そば」は売切れ中だった。それと券売機に無いメニュー(限定か?)がPOPで壁に貼ってあったような。
予習はガッチリしたものの、結局今回は何となくネーミングで決定することに。

「ガーリック塩つけ麺 特盛り」980
調整:あつ盛り

ちなみに厨房はこんな感じ↓
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使い勝手の良さそうな広さ。注文毎に雪平鍋でベースとタレを合わせて加熱調理していたけど、よ~く見てたら結構煮ちゃってた感じだった。それと偶々見えちゃったんだけど、タレ(かえし)は自家製でなく業務用的なビニールパックの醤油ダレを、ポットに足していたのを見てしまいました。醤油醸造所に専用で作らせているものかもしれないけど、ポットに移し入れているところを客に見せちゃ駄目でしょ。それにしたってガス台左側にあるポットのかず多過ぎやしないか。
つけ汁用のどんぶりを温める専用の湯煎器があったことは、感心しちゃいましたよ。

10分で配膳完了。
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「ガーリック塩つけ麺 特盛り」980
どんぶりの湯煎と加熱調理で、つけ汁は激熱の様子でいい感じ。その上、湯気に乗って強烈なニンニクの香りが、気分を高めてくれる。でも予習で知っていたけど、何故に揚玉が・・・。
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つけ汁は、メニュー名そのままでガーリックの2つが強く主張している。チョット強過ぎないかってくらいの塩気で、ベースの風味分析が出来ないほど。あつ盛りのくっつき対策として麺に少量のベーススープをかけてくれたのでそれで判断すると、豚肉の煮汁(しゃぶしゃぶ的なやつ)みたいな浅めの豚骨がベースだろうか。また調理中に見えた色が薄っすらと茶色っぽかったことから、乾物の魚介も少し合わさているのかも。いずれにしてもこのつけ汁からでは、判別出来ない。
粘度が全くないシャバ系で、油感も無いので尖った感じをもろに受ける。揚玉を油(脂)の代わりに使ってコッテリした厚みを出そうとしたのなら、然程の効果はないね。
だがしかし、味の方向性は個人的に好みなやつ。チョット塩気減らして、無塩バターを足したら絶対に旨い!にんにく塩バターは最強トリオだかんね。本気でトッピングに加えるべきだと思う。
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麺は、3.5mm角のストレートで何だか短め。モッチリした今どきの麺だが、チョット茹で過ぎちゃった食感。あつ盛だからかもしれないけど、ちゃんと再加熱分の茹で時間引いてんのかな?麺自体美味しいやつなんだから、チト勿体ないね。
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具(トッピング)は、つけ汁の中に角切りチャーシュー・ネギ・揚玉。麺側にナルト・メンマ・キャベツ・豚肉。角切りチャーシューの部位は肩ロースかな。小さめのがけっこう入っていたけど、同じ量でもう少し大き目の角切りにした方が存在感があっていいんじゃないのかな。それと揚玉は具にあらず。
問題は麺側の具。まずキャベツはグッタグタに茹ったもの。麺と同時に茹でて早く上げているみたいだが、結局余熱が入っちゃって早く上げた意味なし。これじゃ茹で置きの具と変わんないでしょ。ちゃんとやるなら時間差で湯に投入すべきだね。豚肉はどこの家庭でもよく見かけるだろう茹でた豚小間。理解に苦しむのは何でチャーシューじゃなく茹でただけの薄切り豚肉なのか?ただコスト的な問題なら、つけ汁の角切りチャーシュー増量とか、ビジュアルの問題ならキャベツ増量とか海苔とかのほうがいいと思う。この塩分量栄養バランス考えましたってことも無いだろうし、意味わからん。

今回は酷評気味だけど、塩もニンニクも大好きなんです。口コミで高評価だった以前と今では、同じ味が維持出来ているのであろうか。流行や、原価高騰とかで徐々に味を変化させていないだろうか。未だ今回の1品しか食べていないけど、何だか惜しいような感じで気になってしまうそんな店だった。

この辺を一巡したらまた来よう。


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店舗DATA

(住所)埼玉県川越市砂929-2
(電話番号)
(営業時間)11:30〜15:00 17:00~22:30
(定休日)水曜
(席数)L字カウンター10席
(喫煙)不可
(駐車場)無し(隣がコインパーキング)