昭島にある大山家で必ず注文すると言って良い「ネギめし」。当然そのまま食べても美味しいのだが、卓上調味料でカスタマイズしたり、レギュラー麺や限定麺の具材やスープと合わせると、また違う顔を見せて楽しませてくれる。
当ブログをご覧頂いている方ならご存知でしょうが、昨年末に長い間『王』として君臨していた肉味噌を超える至高のマリアージュを発見してしまいました。ただそれもいつ追い越されるか分からないし、二度と組み合わせられない一期一会になる可能性も高い……
なのでこれを機に、今までどんな組み合わせが良くて、何が良くなかったのか、一旦整理してこのキングオブサイドメニューをいっそう際立たせるアイテムを見直してみようかと思い立ったわけ。
ちなみにこちらの「ネギめし」は、2017年に実施されたモデルチェンジ前のもの。小ネギオンリーで、現行品と比べると見た目のインパクトは絶大。これはこれで大好きだったのだが、ドハマりし始めたのはモデチェン後のネギめしなので、とりあえずそのあたりまで遡ってみようかと。さらにそれぞれの組み合わせを、S(悦)・A(好き)・B(まあ好き)C(ちょっと…)の4段階に分けてみます。これはあくまでも私(すゝめ)が勝手に思う「ネギめし」との相性ですので、対象麺となるものの感想ではないことを承知おき頂きたい。
とりあえず今回(vol.1)は2023年分のみの編集です。今後暇なときに残りを更新してゆきますので、既にネギめしファンの方は思い出アルバムとして、これから食べてみようかなって方は参考にでもして頂ければ幸いです。
それでは、2023年の9つのマリアージュをご覧下さい。
対象麺:肉盛り味噌コーン(2023/12/15)
あて物:肉+糸唐辛子
味良し、見た目良し。かつての王であった肉味噌より甘味感は少ないものの、濃ゆさにおいて遥かに凌ぐ。またミンチじゃない分肉喰ってる感が強く、噛む度に八丁味噌特有の旨味がジワっと広がる。ニンニク必須!! ひと口目でビビッときた。よって判定は[S/現王] 現代最強の王が誕生した瞬間である!!
対象麺:ワイルドチャーバーグ+大山家SP塩ラーメン(2023/11/24)
あて物:ワイルドチャーバーグ
チャーバーグの肉圧が密過ぎて、食感が独りよがりなワイルドに。胡椒による味の方向性が同じというのも裏目に出てしまい味のアクセントにはならないという…。よって判定は[C] これはもはやネギめしにあらず。ワイルドチャーバーグ丼である。
対象麺:ジャン辛マヨミート(2023/9/25)
あて物:ミートソース
ジャン辛マヨミートをよ~く混ぜた後のミートソースを乗せるべし!ねっとりしたミンチにどことなくトマト感も乗っかり非常に美味だったかと。見た目はもはや前王に瓜二つで、洋風の肉味噌ってところかね。ただ一つ注意が必要で、混ぜる前のミートソースだと味がドライ過ぎちゃうので、必ず混ぜてから乗せるべし!判定は[A]
対象麺:冷やし肉沖縄そば(2023/8/4)
あて物:紅生姜
紅生姜の酸味と甘味とシャクッとした歯触りが、ネギめし(タレ)と相性抜群。どことなくちらし寿司を思わせる。もしかしたらガリなんかも合うのかもしれない。濃厚さのメリハリや肉っ気と言う点では足りなさも感じるが、夏のど真ん中だったこともありこの爽やかさがたまらんかった。明らかに王レベルの衝撃ってことで[S] 是非、紅生姜をレギュラーメニューに加えて頂きたい。
対象麺:華麗とき卵つけ麺(2023/6/26)
あて物:華麗汁+タマネギ
ネギとカレーはメッチャ合う!正しくはこの華麗汁がメッチャ合う!具材であるタマネギ効果もあって、自然な甘味・塩気・粘度ある汁気のバランスがとても良かった。但しかけ過ぎは禁物。瞬発力があり過ぎて、ネギめしではなく、カレー丼になってしまう危険性あり。文句なく[S]だろう。カレーは正義だった。
対象麺:マゼボナーラ(2023/5/20)
あて物:タマネギ・ほうれん草 他
カルボナーラソース自体は悪く無いんだけど、チーズとネギが仲悪い。雰囲気的に合うと思ったのだが、残念ながら[C]だろう。
対象麺:荒節トーーン(2023/4/14)
あて物:スープしみしみ海苔
限定的な具材は無いのだが、荒節スープがしみ込んだ海苔との相性が思いの外良い。もしかして海系と相性がイイのかも。鰹節とか、塩辛とか。判定は[A] 海への期待が膨らんだ。
対象麺:味噌バターコーン(2023/2/12)
あて物:バター
背徳飯の極みである「バターご飯」のようになると思っていたのに、予想に反していつものネギめしだったという肩透かしを喰らう。それでもバターは合う気がしてならない。もっと大きなヤツで試したい。無塩バター疑惑もあるので、次にバターが登場した際の再審議案件としたい。とりあえず[C]
対象麺:味噌バターコーン(2023/1/20)
あて物:コーン
プチプチっとする歯触りと、その甘みが、ネギめしに新鮮味をプラスする。バターの風味も薄っすら乗っかって、「洋」の雰囲気があるような、ないような…。ちょっとガチャガチャした感じではあったが、面白かったので[B]かな。
▶考察
グニュっとする弾力ある食感と、濃いめの甘塩っぱい味でアクセントを付けることで、土台であるネギめしをいっそう際立たせるのだと思う。ただバランスはとても重要で、あて物がデカければ良いと言うものでもない。あくまでも主役はネギめしなので、やり過ぎは御法度。ご飯のお供的立ち位置に留めるのが良いようだ。それと、海系とのマッチングが良さそうなのは実に興味深い。
▶ここまでの結果
・ネギめし(タレ)より味の濃いものがイイ
・柔らかめの食感(硬いものはダメ)がイイ
・粘度があったほうがイイ
・洋風よりも和風(醤油味)が良さげ
・カレー味は当確案件
・紅生姜も当確案件
・海が似合う
これらを踏まえると、焼鳥(タレ)、ヤンニョムチキン、鰻の蒲焼き、塩辛、イクラ、もしかして納豆とか、ごはんですよ!とか…もはやこれらはラーメンのそれではないけれど、イメージ的にこうゆうのが高マリアージュになる可能性がありそうそうだ。引き続きデータの積み上げはしていこう。
いずれにしても、まだまだ未知のマリアージュがあるはず。今後の面白限定に期待して今回の【vol.1】は括らせて頂きたい。
──現王──
・「肉盛り味噌コーン」肉+糸唐辛子 2023/12/15
──S級──
・「冷やし肉沖縄そば」紅生姜 2023/8/4
・「華麗とき卵つけ麺」華麗汁+タマネギ 2023/6/26
──A級──
・「ジャン辛マヨミート」ミートソース 2023/9/25
・「荒節トーーン」スープしみしみ海苔 2023/4/14
──B級──
・「味噌バターコーン」コーン 2023/1/20
──C級──
・「ワイルドチャーバーグとき卵塩SP」ワイルドチャーバーグ 2023/11/24
・「マゼボナーラ」タマネギ ほうれん草 他 2023/5/20
・「味噌バターコーン」バター 2023/2/12
当ブログをご覧頂いている方ならご存知でしょうが、昨年末に長い間『王』として君臨していた肉味噌を超える至高のマリアージュを発見してしまいました。ただそれもいつ追い越されるか分からないし、二度と組み合わせられない一期一会になる可能性も高い……
なのでこれを機に、今までどんな組み合わせが良くて、何が良くなかったのか、一旦整理してこのキングオブサイドメニューをいっそう際立たせるアイテムを見直してみようかと思い立ったわけ。
ちなみにこちらの「ネギめし」は、2017年に実施されたモデルチェンジ前のもの。小ネギオンリーで、現行品と比べると見た目のインパクトは絶大。これはこれで大好きだったのだが、ドハマりし始めたのはモデチェン後のネギめしなので、とりあえずそのあたりまで遡ってみようかと。さらにそれぞれの組み合わせを、S(悦)・A(好き)・B(まあ好き)C(ちょっと…)の4段階に分けてみます。これはあくまでも私(すゝめ)が勝手に思う「ネギめし」との相性ですので、対象麺となるものの感想ではないことを承知おき頂きたい。
とりあえず今回(vol.1)は2023年分のみの編集です。今後暇なときに残りを更新してゆきますので、既にネギめしファンの方は思い出アルバムとして、これから食べてみようかなって方は参考にでもして頂ければ幸いです。
それでは、2023年の9つのマリアージュをご覧下さい。
対象麺:肉盛り味噌コーン(2023/12/15)
あて物:肉+糸唐辛子
味良し、見た目良し。かつての王であった肉味噌より甘味感は少ないものの、濃ゆさにおいて遥かに凌ぐ。またミンチじゃない分肉喰ってる感が強く、噛む度に八丁味噌特有の旨味がジワっと広がる。ニンニク必須!! ひと口目でビビッときた。よって判定は[S/現王] 現代最強の王が誕生した瞬間である!!
対象麺:ワイルドチャーバーグ+大山家SP塩ラーメン(2023/11/24)
あて物:ワイルドチャーバーグ
チャーバーグの肉圧が密過ぎて、食感が独りよがりなワイルドに。胡椒による味の方向性が同じというのも裏目に出てしまい味のアクセントにはならないという…。よって判定は[C] これはもはやネギめしにあらず。ワイルドチャーバーグ丼である。
対象麺:ジャン辛マヨミート(2023/9/25)
あて物:ミートソース
ジャン辛マヨミートをよ~く混ぜた後のミートソースを乗せるべし!ねっとりしたミンチにどことなくトマト感も乗っかり非常に美味だったかと。見た目はもはや前王に瓜二つで、洋風の肉味噌ってところかね。ただ一つ注意が必要で、混ぜる前のミートソースだと味がドライ過ぎちゃうので、必ず混ぜてから乗せるべし!判定は[A]
対象麺:冷やし肉沖縄そば(2023/8/4)
あて物:紅生姜
紅生姜の酸味と甘味とシャクッとした歯触りが、ネギめし(タレ)と相性抜群。どことなくちらし寿司を思わせる。もしかしたらガリなんかも合うのかもしれない。濃厚さのメリハリや肉っ気と言う点では足りなさも感じるが、夏のど真ん中だったこともありこの爽やかさがたまらんかった。明らかに王レベルの衝撃ってことで[S] 是非、紅生姜をレギュラーメニューに加えて頂きたい。
対象麺:華麗とき卵つけ麺(2023/6/26)
あて物:華麗汁+タマネギ
ネギとカレーはメッチャ合う!正しくはこの華麗汁がメッチャ合う!具材であるタマネギ効果もあって、自然な甘味・塩気・粘度ある汁気のバランスがとても良かった。但しかけ過ぎは禁物。瞬発力があり過ぎて、ネギめしではなく、カレー丼になってしまう危険性あり。文句なく[S]だろう。カレーは正義だった。
対象麺:マゼボナーラ(2023/5/20)
あて物:タマネギ・ほうれん草 他
カルボナーラソース自体は悪く無いんだけど、チーズとネギが仲悪い。雰囲気的に合うと思ったのだが、残念ながら[C]だろう。
対象麺:荒節トーーン(2023/4/14)
あて物:スープしみしみ海苔
限定的な具材は無いのだが、荒節スープがしみ込んだ海苔との相性が思いの外良い。もしかして海系と相性がイイのかも。鰹節とか、塩辛とか。判定は[A] 海への期待が膨らんだ。
対象麺:味噌バターコーン(2023/2/12)
あて物:バター
背徳飯の極みである「バターご飯」のようになると思っていたのに、予想に反していつものネギめしだったという肩透かしを喰らう。それでもバターは合う気がしてならない。もっと大きなヤツで試したい。無塩バター疑惑もあるので、次にバターが登場した際の再審議案件としたい。とりあえず[C]
対象麺:味噌バターコーン(2023/1/20)
あて物:コーン
プチプチっとする歯触りと、その甘みが、ネギめしに新鮮味をプラスする。バターの風味も薄っすら乗っかって、「洋」の雰囲気があるような、ないような…。ちょっとガチャガチャした感じではあったが、面白かったので[B]かな。
▶考察
グニュっとする弾力ある食感と、濃いめの甘塩っぱい味でアクセントを付けることで、土台であるネギめしをいっそう際立たせるのだと思う。ただバランスはとても重要で、あて物がデカければ良いと言うものでもない。あくまでも主役はネギめしなので、やり過ぎは御法度。ご飯のお供的立ち位置に留めるのが良いようだ。それと、海系とのマッチングが良さそうなのは実に興味深い。
▶ここまでの結果
・ネギめし(タレ)より味の濃いものがイイ
・柔らかめの食感(硬いものはダメ)がイイ
・粘度があったほうがイイ
・洋風よりも和風(醤油味)が良さげ
・カレー味は当確案件
・紅生姜も当確案件
・海が似合う
これらを踏まえると、焼鳥(タレ)、ヤンニョムチキン、鰻の蒲焼き、塩辛、イクラ、もしかして納豆とか、ごはんですよ!とか…もはやこれらはラーメンのそれではないけれど、イメージ的にこうゆうのが高マリアージュになる可能性がありそうそうだ。引き続きデータの積み上げはしていこう。
いずれにしても、まだまだ未知のマリアージュがあるはず。今後の面白限定に期待して今回の【vol.1】は括らせて頂きたい。
~つづく~
──現王──
・「肉盛り味噌コーン」肉+糸唐辛子 2023/12/15
──S級──
・「冷やし肉沖縄そば」紅生姜 2023/8/4
・「華麗とき卵つけ麺」華麗汁+タマネギ 2023/6/26
──A級──
・「ジャン辛マヨミート」ミートソース 2023/9/25
・「荒節トーーン」スープしみしみ海苔 2023/4/14
──B級──
・「味噌バターコーン」コーン 2023/1/20
──C級──
・「ワイルドチャーバーグとき卵塩SP」ワイルドチャーバーグ 2023/11/24
・「マゼボナーラ」タマネギ ほうれん草 他 2023/5/20
・「味噌バターコーン」バター 2023/2/12