今回訪問:2023/10/6

さて、
今日の昼ごはんは、あきる野の[RAJUKU IN THE HOUSE]へ。

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今月は珍しく自分の休みとラ塾の営業日が2回も重なる。なら行かねばと…

12:15入店 先客4(後客6~7)
店内の見た目はいつもの五ノ肉であっても、ラ塾の日は外国語が耳に飛び込むインターナショナルな空間。ちなみに今日聞こえてくるのはEnglishではなかったような!?スペイン語か!

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ポップアップイベントと称して、南米グアテマラ🇬🇹にある[KOMBU]という人気店が今回ラーメンを提供するとのこと。それゆえのスペシャルメニューが2つ。そもそも[KOMBU]のスタッフは、ラ塾のOBなのだろうか?今回初めてラ塾に参加したのだろうか?まあいずれにしても、地球のほぼ真裏にまで、鯉谷氏のラーメン魂が影響していることにビックリさせられる。


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今回に至っては、醤油にするか味噌にするか、きっと誰もが悩まされたことだろう。ぶっちゃけグアテマラと言われてもコーヒーしか思い浮かばん。「どうせ暑い国だろうから、やっぱスパイシーの方がアッチっぽいかな」って安直な考えで決めちゃった。だって南米って唐辛子が凄そうじゃん!



しばらくすると・・・



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海外でしかも日本人ではなく外国人が作るラーメンって『どことなく適当』なイメージがあるけど、このラーメンを見て自分の見識が狭すぎたことに痛感した。想像を超えるシュッとしたオシャレ系ラーメンだった。

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トッピングは、チャーシュー・味玉・海苔・ネギ・ほぐし豚・クレソン・大根の漬け物?など。

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こいつはイベント用の特別仕様だろうか?それともグアテマラで日本っぽさをアピるため、向こうでも入れているものなのだろうか?いづれにしてもラーメンに大根の漬け物とは珍しい。

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スープのベースは動物系の恐らく豚。旨味ドォーンって感じではないが、決して足りないというわけでもない。きっと店名が″KOMBU″っちゅうくらいだから、昆布出汁も使われているに違いない。逆に、使ってくれてないとなんかイヤ。

口当たりが軽く感じたもうはひとつの理由はきっと油だろう。サラッとしたオリーブオイルやサラダ油みたいなもので、ラー油?チリオイル?ペッパーオイル?的なものを作ったんではないだろうか?しかも辛味がドライで南米っぽい!時間差で攻撃してくる辛さではなく、青唐辛子とかハラペーニョみたいに直接ヒリヒリってするやつね。胡椒っぽい感じもあって、単に辛いと言うよりも如何にもスパイシーってやつ。

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麺は五ノ肉でよく見るそれ。グアテマラでこれと同じものを製麺してるのだろうか?このスパイシーな醤油スープとのマッチングはよろしいようで。

ただ、ぶっちゃけもっとグアテグアテしたものを期待していたのが本音。「へ~、グアテマラのラーメンってこんな感じなんだぁぁ」っていうご当地感が欲しかった。あまりにも普段過ぎて肩透かし喰らった感が否めない。まあそれだけ″KOMBU″のラーメンに、コイタニズムが浸透しているってことなんだろう。仮に自分がグアテマラにいたら、足しげく通うことは間違いない。

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こちらの「チャーシューご飯」は、もはや異国感は一切なし。と言うか、これはポップアップなメニューですらない。1㎜の違和感もなくいつも通りウマい。。。
でも欲しいのはそーじゃねぇぇのよ。グアテマラの丼物「◯◯ライス」的なものがどうゆうものなのか知りたいの。タコライスみたいなさ…、メキシカンピラフみたいなさ…(知らんけど)。喰えば喰うほど日本じゃねぇぇーか!

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こちらは替玉&ライス。日本では当たり前のことですが、グアテマラの人達も替玉するのだろうか?

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いろいろ馴染んだスープに極細麺がまたイイ!どちらかと言うとヌードル感はこっちの方に分がある感じ。

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ライスポチャンでスープの最後の一滴まで吸い尽くす。サラッとしてヒリッとしたスープ飯が、南米でもなく日本でもなく隣国のクッパみたいだった…。

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食べ終わって思った事は、もはやラーメンに国境は関係無いんだなと…。当然グアテマラだけじゃなく、ラ塾で学んだ卒業生達が母国に戻り店を出し、日本の正しいラーメンが世界中に広がってゆく。それをインスパイアする現地の店が現れ、そしてそこで新たな進化をする。実にすてきな構図だ!
今回の取り組みも実に面白かった。今後も世界中で活躍している卒業生のラーメンを食べてみたい。出来れば″そのままの形″で。



ごちそうさまでした



前回訪問:2023/6/16


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店舗DATA

(住所)東京都あきる野小川東3-9-13
(電話番号)042-533-3715
(営業時間)平日11:00~売切れ御免
(定休日)ほとんど休み
(席数)カウンター6席 4席×1卓
(駐車場)70台くらい